2026/06/13 22:37
さくらんぼの季節は、いつも突然やってきます。
今年は田植えをしながら収穫という、てんてこ舞いの5月下旬になりました。
田んぼと、さくらんぼと、大豆は種準備と、里芋の管理と、ごぼう種まきと。
何から何まで一緒にやってきた2026年の6月です。
田植えが終わってほっと一息つく暇もなく、今年は例年よりも早く赤くなったさくらんぼの収穫に追われています。
ここ数年の暑い6月は、高温障害によってさくらんぼが熱で茹でられたような状態になってしまうことがあります。
そのため市場さんやJAさんからは「早期収穫を徹底しましょう」と声がかかります。
もちろん大切なことです。
けれど、人間の都合で急かされているような気もして、さくらんぼの木も私たちも、どこか複雑な気持ちになります。
そんな時、ふと茨木のり子さんの「六月」という詩を思い出します。
私たちが思い描くような、その詩の世界のような美しい風景が、作り込まれたY字仕立てのさくらんぼ畑にあるとは思っていません。
それでも、令和2年の最上川の氾濫で水浸しになった園地を更新し、新たに整備したY字仕立てのさくらんぼ畑には、たくさんの願いを込めました。
残念ながら、期待していた初成りは来年になりそうです。正直、とても残念です。
つづく
