2026/03/09 15:26





ご無沙汰しております!まきのファームです。

今月より定期的にお便りをブログにいたします。


さて

今年の冬は、思っていたより雪が少ない冬でした。

暮らすには助かることも多いのですが、農家としては少し気になるところもあります。


春は待ち遠しいものの、

この先は霜の被害が出ないかと、毎年少し緊張する季節でもあります。


3月になり、田んぼの土が乾いてくると、

あちらこちらでトラクターの音が聞こえ始めます。

冬の静けさのあとに聞くその音は、

「ああ、今年も始まるな」と感じさせてくれる音です。


農業は一年に一度の仕事の積み重ねです。

同じことの繰り返しのようでいて、

毎年まったく同じ年はありません。


種の扱いひとつとっても、

やり直しのきかない仕事。

春の準備には、毎年少し背筋が伸びるような

緊張感があります。


私たち農家にとって、

春分の頃は一年の始まりのような感覚があります。


自然がゆっくり動き出し、

人の手もまた忙しくなっていきます。


来月、清明の頃には

定期便の準備をしながら外に出ると、

澄んだ青い空の下に白い月山が見え、

桜堤の枝先がほんのり色づき始めます。


まるで農耕の神様たちが

「そろそろ始めなさい」と

予祝を催促しているように感じる季節です。


また新しい一年が始まります。

皆さまもどうぞお元気でお過ごしください。